2017年7月24日月曜日

Print-059 サイアノの感光液で字を書いてみた(2)

Print-058でガラスペンに触れましたが、ガラスペンの書き心地はかなりいいものの、高額で落としてしまうと割れてしまう可能性があることから、子供たち向けのイベントで使うのをちょっとためらっていました。そんな時に、ふとしたことから割りばしのアイデアをいただき、付けペンとして使えるレベルか、早速試してみました。


とりあえず、そのままでは太いので、鉛筆削りで削ってみました。上側が木の割りばし、下側が竹の割りばしです。色がついているのはすでに感光液につけてしまったから。やがて青くなることでしょう。一方の竹の割りばし、木の割りばしより硬いため、先がつぶれません。細字のまま書くことができました。

一回感光液をつけて書ける字数は2~3字とガラスペンと比べると少ないですが、サイアノタイププリントのサインをするのに使うのには十分ではないかと思われます。次回のワークショップで早速採用してみようと思います。どんな字を書いてくれるのか、ちょっと楽しみです。



こちらが木の割りばしで書いてみた字。気が柔らかく、試し書きしているうちに先がつぶれてしまいました。字がちょっと太めです

こちらが露光後。マジックで書いたような太さですね。

こちらは竹の割り箸で書いてみた字。ペン先が固いため、先が潰れず太さも均一で書きやすいです。

こちらが露光後。こちらは細字のボールペンくらいの太さでしょうか。


ガラスペンの書きやすさにはかないませんが、この割り箸ペンは自宅で手頃にできる手法ではないかと思います。


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