Print-017でちょっとふれた刷毛目について作品を事例に考察してみましょう。
一つ目の大仏は刷毛で感光液を塗っています。硬めの刷毛ですので、刷毛目がしっかりとついているのがわかります。手で塗ったことがわかります。
二つ目はのチューリップはスポンジで感光液を塗っています。刷毛目でスポンジの大きさがわかります。かすれ具合も手作り感がありますね。
三つ目のおだんごは紙全体に感光液を塗っています。刷毛目がないので、どのように塗ったのかはわかりませんが、周辺がフレーム代わりとなっており、像が引き立っているようにみえますね。
サイアノタイププリントは手作り写真ですので、それをあえてプリントで見せたいのならば、プリンタで出していないということを見せるために、刷毛目を活かしたプリントがよいのではないかと思います。しかし、表現方法に正解はありません。ご自身でいろいろと試してみて、一番気に入った方法を見つけてみてください。
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