2015年10月26日月曜日

Print-050 写真を撮るために大切なもの

写真を撮るにあたり、撮影の技術的なスキルや知識も大切な要素の一つですが、やっぱり何を撮りたいかが一番大切ではないかと思います。最低限、自分の撮りたいもの、興味があるものが被写体である必要があると考えます。(もちろんプロカメの方はそんなことは言ってられないのでしょうが・・・)

ブログをされている多くの方が写真を掲載していますね。目的は何であれ、最終的には、自分の見たものを共有したい、見てほしい、紹介したいという思いがあるのではないでしょうか。


さらに高い次元になると、写真(とキャプション)を通して何を伝えたいのかを意識していく必要があります。そのために、この被写体をこの構図で撮影するんだ、となるわけです。多くの作家の写真展では必ずこの思いが入ることになりますので、作家の意図が入りやすくなるわけです。もちろん必ずしも全員に伝わるわけではありませんが、少なくとも一部の方には写真からその思いが伝わってくるわけです。


一方で、意外と大切ではないものがあるような気がしてきました。それはカメラです。本ブログではデジタルネガに焦点を絞って書いていますが、今のところカメラにはあまり触れていません。もちろん、最新式の高級なカメラであれば、撮影者が気にしなくてもそれなりの写真が撮れてしまうでしょう。中には失敗の許されないカメラとうたっているものさえあります。こういうカメラで撮影すればよっぽどのピンボケの写真でない限り、構図はトリミングできますし、、ホワイトバランスは補正できますし、技術的な問題はほとんど生じないでしょう。しかし、そこに作家の強い意図が入っていればいいのですが、実際は結果的にそうなったに過ぎない場合もあるでしょう。一枚ものでは目立ちませんが、写真展や写真集など枚数が増えていくにしたがって、意図をもって撮影された写真と、通りすがりに撮影されたきれいな写真群との差が出てくるような気がします。


写真の力、実はとても大きいかもしれません。うまく活かしてみませんか?







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お気づきの点、ご連絡いただければ幸いです。
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2015年10月25日日曜日

Print-049 サイアノタイププリントと街並み

私は街並みの写真をサイアノタイプでプリントすることが好きです。なぜなのか理由を考えてみると、ウジェーヌ・アジェのパリの街並みやフェリーチェ・ベアトの幕末の街並みを見ていると、その時は今の街並みであっても、街並みはやがて変化していくことがよくわかります。同じ街を長年撮り続ければ、その変化が街の記録となり、変遷を終えるようになり、民族史となっていくのです。もちろんこれは街に限った話ではありませんが、撮影直後には全く評価されなかった写真が、長い年月の後に、、あらためて評価されてしまうことが多いかもしれません。



これは数年前にふらっと撮影した街並みの写真ですが、最近行ったら違うお店に変わっていました。せっかく面白い店だから撮影したのに、もうその場所は見つけられない。今日街を訪れた人は決して見ることができない光景です。やがてこれがなつかしさに変わり、それをサイアノタイプがさらに古めかしく感じさせる。なかなか素敵だと思いませんか?



参考Web
ウジェーヌ・アジェ
"https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%8C%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A7"

フェリーチェ・ベアト
"https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%BB%E3%83%99%E3%82%A2%E3%83%88"


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2015年7月28日火曜日

Print-048 紫外線を測ってみよう

油断していたらすっかり期間が開いてしまいました!!

サイアノタイプに必要な紫外線、太陽光だと紫外線の量が不安定なので露光機(自作)を使っているのですが、実際に紫外線の量はどのくらいなのでしょうか。



紫外線の量を測るためには紫外線強度計を使うのが一番早いのではと考え、手ごろなものをWebで購入してみました。およそ11000円。値段の割にはわりと小さ目です。大きさ比較用に腕時計を並べてみました。



では、実際に「捕虫器用ケミカルランプ」を6灯点灯させて測定してみると、露光機の中においた紫外線強度計の値は1352µw/cm2を示しました。これは2015/7/26の午前中(快晴)に測定した値とほぼ同等の値でした。



屋外では雲により太陽光の強さ(=紫外線の強さ)がだいぶ変わってくると思われます。こちらはどのくらい変化するのか、別途データを取ってみたいと思います。

ちなみに我が家の室内は0µw/cm2でした。とはいえ感光紙を放置しているとどんどん反応していくので、多少は紫外線成分があるのでしょうが、小さい値には精度があまりないのかもしれません。



参考Web
マザーツール 紫外線強度計SP-82UV
<http://www.mothertool.co.jp/products/detail/395>


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2015年3月4日水曜日

Print-047 サイアノタイププリントの色を変えてみよう(8)

荒井眞治さんがほうれんそうに含まれるシュウ酸で調色を行い、写真展を行ったとのWebがありました。Webを見る限りデジタルネガを使った手法をされています。プリントの色も青がしっかりと落ちて調色したって感じが見えてとても素敵です。早速ほうれんそうの煮汁を作って調色を試してみました。

市販のほうれんそうを近所のスーパーで購入。ちょっと高めな感じがしましたが・・・



早速ほうれんそうを煮ます。



だいぶ煮込んで、煮汁が出来てきました。



ほうれんそう(の煮汁)調色の例


Webでは漂白+紅茶+ほうれんそうというプロセスを踏んでいるようですが、今回はいきなりほうれんそうの煮汁を冷まして感光紙を洗ってみたところ、やや眠たい感じではありますが、ちょっとだけ緑っぽくなった感じがします。調色はやっぱり漂白がポイントなのでしょうか。

でも、荒井さんの写真展と生プリント見たかったな~。

もちろんほうれんそうはおいしくいただきました。


参考文献
荒井眞治写真展「ライブな日々」−サイアノ・紅茶・ほうれん草−

http://sawyer.nishiogi.biz/exhibition/898


追記
荒井さんに直接プリントを見せていただきました。感動しました。
どうもありがとうございました。


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2015年3月3日火曜日

Print-046 サイアノタイププリントの色を変えてみよう(7)

Print-045のリベンジでホワイトオークチップの煮汁を濃い目に作って試してみました。


まず、前回の煮出しの量です。
約20g程度のホワイトオークを煮出しました。



今回は、お茶パックにホワイトオークを25gずつ、計4パック入れて煮出しました。
水の量は適当です。雪平鍋は20cmです。


約30分煮出し、そのまま一晩放置しました。だいぶ濃くなってきました。
















この煮汁を使って調色実施。


ホワイトオークチップ調色の例















前回の結果である右上の画に比べて、今回の結果である右下の画はだいぶ青が沈んできましたね。やっぱりPrint-045の実験ではタンニン酸が足りなかったようです。

Mrharさんのレシピでは150g~200gのオークチップを1リットルの水で煮ることになっています。今回の実験に比べてさらに濃いタンニン酸が必要なのかもしれません。

自宅で簡単にタンニン酸の量を測る方法があると便利なんですけどね。



参考文献
Peter Mrhar 「Cyanotype Historical and Alternative Photography」 2013

タンニン酸 Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%8B%E3%83%B3


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2015年3月1日日曜日

Print-045 サイアノタイププリントの色を変えてみよう(6)

Mrharさんの本によると、「oak bark」で茶色の調色ができるとのことで、簡単に手に入るoakとはなんだろうと考えてみたら、スモークチップが思い浮かびましたので早速購入して試してみました。

まずは、ウイスキーオークチップをお茶パックに詰めて、鍋で沸騰させしばらく放置(1時間くらい?)、常温まで冷めた後に調色で使用してみました。

ウィスキーオークチップ(の煮汁)調色中


ウイスキーオークチップ(の煮汁)調色の例(完全乾燥後)



結果を楽しみにしていたのですが、思ったほど効果がでませんでした。

ちなみに、本来の使われ方で風味を出すウィスキーオークチップはものすごいウィスキーの臭いがします。ウイスキー好きな方はたまらないかもしれませんが、お酒嫌いな方やお子さんには全く持ってお勧めできません。



あまりの臭いに負け、代替品のホワイトオークチップを購入し再チャレンジ。

ホワイトオークもウィスキーオークチップと同様にお茶パックに詰められるだけ詰めて、そのまま鍋に入れて沸騰させしばらく放置(こちらも1時間くらい)、常温まで冷ました後に調色に使ってみました。

ホワイトオークチップ調色(の煮汁)の例


こちらも思ったような結果が得られませんでした。しかも、やや明るくなった程度で、ウイスキーオークチップに見られた調色の効果が全く見られません。

Mrharさんの本をよく読むと、レシピに「150g of oak bark」(本文中には200grams of oak barkとある)と「1 liter of water」と書いてあるので、お茶パック一つに入りきる分(計量したら約20g)ではタンニン酸が十分に出なかったのかもしれません。あわせて、ウィスキーの効果なのかタンニン酸が少なすぎたのか、この結果では切り分けが出来ません。むぅ、残念。

日をあらためて、たっぷりのホワイトオークチップで試してみたいと思います。

気が向けばウイスキー単体でも試してみようかな。。。
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参考文献

Peter Mrhar 「Cyanotype Historical and Alternative Photography」 2013

タンニン酸 Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%8B%E3%83%B3

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2015年2月27日金曜日

Print-044 サイアノタイププリントの色を変えてみよう(5)

Mrharさんの本に「Toning in vinegar」という説明がありますので早速単品でやってみました。たまたま我が家にすし酢があったのでちょっと拝借してきました。パッドに入れるとかなりどろっとしているのがわかるでしょうか。

すし酢で調色中


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すし酢調色の例(完全乾燥後)


だいぶ色が濃くなってしまいました。すし酢に漬けすぎてしまったのでしょうか。

実はMrharさんの本には「Coffee and Vinegar」と書かれていたので、酢だけでは効果がなかったのかもしれません。うーむ、失敗です・・・

ちなみに、リファレンスの水道水の画像は、下の柿渋石鹸と同一のものです。

カメラのホワイトバランス(スマホのですけど)がかなり違うせいで、全く別物に見えてしまいます。



タンニン酸を豊富に含むモノのひとつに柿があげられるとのこと。今はシーズンではないので柿が手に入らず、代替品を探していたところ、柿渋石鹸なるものを見かけたので試してみました。石鹸なので正確には柿渋石鹸水調色になるのでしょうか。適当に水で溶いた柿渋石鹸水で調色できるか試してみました。


柿渋石鹸調色の例(完全乾燥後)



うーむ、あまり効果なし。

ちょっとトーンが上がっている感じでしょうか。
その前に、柿渋石鹸にはタンニン酸が含まれているのでしょうか???
どちらかというと、かなり、失敗の部類に入るのかもしれません。。。

タンニン酸で調色できる原理を利用して、サイアノタイププリントの感光紙でタンニン酸チェッカーなるものが作れないのでしょうかね??


参考文献

Malin Fabbli and Gary Fabbli 「Blueprint to cyanotypes」 alternativephotography.com 2006
Peter Mrhar 「Cyanotype Historical and Alternative Photography」 2013

タンニン酸 Wikipedia 
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%8B%E3%83%B3



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2015年2月26日木曜日

Print-043 サイアノタイププリントの色を変えてみよう(4)

前回ポリフェノールが広義のタンニン酸であると書きました。詳しい説明は参考文献に譲るとして、ポリフェノールと言えば赤ワインでは?と勝手に思い、早速試してみました。

赤ワインで調色中


赤ワイン調色の例(完全乾燥後)


だいぶコントラストがない、眠たい画像になりました。もしかしたら、赤ワインに浸していた時間が長すぎたのかもしれませんが、黒が沈んでいる感じです。

もしかしたら、ワインの種類によってポリフェノール濃度が異なるため、調色の結果が異なる場合もあるかもしれませんし、赤ワインのこの品種は調色に適しているというのが見つかる可能性も否定できませんが、臭いやコストの関係でこれ以上は深追いしないことにします。お酒が苦手な人にはかなりつらい作業となりますね。好きな人は色々なワインを試してみてくださいね。


続いて、冷蔵庫にあったオレンジジュースも試してみました。主な成分はオレンジなわけですが、いわゆるすっぱい味なので、酸が多いのではと思い調べてみたところ、Wikipediaによると、「主成分として4-6%のショ糖と0.7-1.2%のクエン酸」とのことで、調色としての効果はあまり期待できないのではないかと勝手に想像しながら、実験してみました。

オレンジジュースで調色中


オレンジジュース調色の例(完全乾燥後)



クエン酸鉄アンモニウムにクエン酸ではあまり劇的な変化は望めないでしょうか。気持ち黒が沈んでいるようにもみえますね。赤ワインに近い結果のように見えます。

なかなかうまくいきませんねー。


参考文献

2013 Malin Fabbli and Gary Fabbli 「Blueprint to cyanotypes」 alternativephotography.com 2006 Peter Mrhar 「Cyanotype Historical and Alternative Photography」 2013


オレンジ Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B8

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2015年2月24日火曜日

Print-042 サイアノタイププリントの色を変えてみよう(3)

FabbliさんとMrharさんの本のどちらにもコーヒーでの調色が掲載されていたので、たまたま自宅にあったコーヒーで試してみました。

こちらも、水洗の代わりにコーヒーで洗い、像の調子を見ながら引き揚げました。
コーヒーは、たぶん普通の人が飲む濃さと同じくらいと思います。
(私は普段コーヒーを飲まないので濃さがわかりません・・・)

コーヒー調色中


感光紙をパッドに入れて、コーヒー注入、紙を揺らしながら待つことしばし。

コーヒー調色の例(完全乾燥後)



番茶や緑茶に近い色合いなりましたが、それらよりやや青色に近いようです。

また、写真では全く伝わりませんが、現場には臭いというファクターが存在します。コーヒーの香りが好きな方はよいですが、苦手な方には作業中はかなり苦痛が伴います。(私のことです。。)

また、調色で最もよく紹介されているのが紅茶です。たまたま自宅にあったティーパックをちょっと多めにいれ、濃い目に作って、今まで同様、水洗の代わりに紅茶を使ってみました。


紅茶調色の例(完全乾燥後)


こちらもお茶やコーヒーに近い色合いになりました。

一説によると、高級な紅茶よりは、安価な紅茶の方がタンニン酸が多いらしいですが、高級な紅茶はもったいなくて使えませんね。。。

ルイボスティーには広義のタンニン酸であるポリフェノールが多いとのことで、もしかしたら新たな調色ができるかもしれませんが、別な機会にとっておきます。

今回も入手性が容易で、安価で、かつ安全なコーヒーと紅茶でサイアノタイププリントの調色ができることがわかりました。いずれも手軽に調色できる材料であるといえます。


参考文献
2013 Malin Fabbli and Gary Fabbli 「Blueprint to cyanotypes」 alternativephotography.com 2006 Peter Mrhar 「Cyanotype Historical and Alternative Photography」 2013

タンニン酸 Wikipediahttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%8B%E3%83%B3

富士化学工業 タンニン酸
http://www.fujichem.co.jp/catalog/tannic_acid.pdf

タンニン酸とは何か
http://www2.odn.ne.jp/had26900/constituents/what_is_tannin.htm


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2015年2月23日月曜日

Print-041 サイアノタイププリントの色を変えてみよう(2)

調色にはタンニン酸が必要と参考文献には書かれていましたので、タンニン酸が入って
いそうなものを調べてみたところ、身近なところでお茶がありました。たまたま手元に緑茶と
番茶がありましたので試してみました。

比較対象として、水道水で水洗した結果を並べておきます。下の水道水のプリントはどちらも同じものですが、カメラのホワイトバランスが若干ずれているせいで、ちょっとだけ色味が違って見えます。

露光時間、露光条件は水道水、緑茶、番茶とも全て同じです。比較対象の色がずれているので、
絶対的な比較は難しいかもしれませんが、相対的にこのくらい違うということと、調色の傾向は
わかるのではないかと思います。

手順
①通常通り露光させる。
②緑茶を作る。気持ち濃いめに作ってみました。
③番茶を作る。気持ち濃いめに作ってみました。
④水洗する代わりに、緑茶、または番茶をパッドに入れ感光紙を浸し、感光液を洗い流す。
⑤様子を見ながらパッドにしばらく放置する。
  放置時間はお茶の濃さやその他条件によって異なる可能性があるので、
  絶対時間は記載しないこととします。
⑥適当なところでパッドより取り出し、自然乾燥する。

緑茶の例(完全乾燥後)



緑茶に浸した直後は青いままだったのですが、時間がたつにつれて青が深くなっていき、
最終的には深い藍色になりました。ここで使った緑茶は、直売所で缶につめ放題、しかも
破格値で購入した普通のお茶っ葉です。この緑茶は煎茶に分類されるのでしょうかね。

番茶の例(完全乾燥後)


実は番茶から取り上げた直後はかなり赤味がかかっており、あずき色っぽい感じで、
できあがりを楽しみにしていたのですが、乾燥したら緑茶よりも濃い藍色になってしまい
ました。

濃い藍色はそれでよいのですが、あずき色が維持できなかったのがちょっと残念。
もしかしたら、番茶+何かであずき色が実現できるのかもしれません。

緑茶と比較すると、コントラストがあるような気もしますが、諸条件が異なる可能性もあり、
断言するには至りません。結果的にこうなりました、という程度でしょうか。

実は番茶はお茶の中で最もタンニン酸が多いとされています。深い藍色が出来上がった
のはタンニン酸のおかげでしょうか。

番茶、緑茶とも入手性は容易で基本的に安価であること、そして何より安全であることから、
専用の入れ物を用意する必要もなく、手軽に試すことができる調色の一つではないかと
思います。また、日本茶であれば、日本独自の素材を使った手法と言えるかもしれません。

我が家の食器棚には烏龍茶、ほうじ茶、菊花茶、プーアル茶などが眠っています。
お茶の種類で差が出るとしたら、どんな感じになるのでしょうか。今回は試していませんが、
別途実験してみたいと思います。


参考文献
2013 Malin Fabbli and Gary Fabbli 「Blueprint to cyanotypes」 alternativephotography.com 2006 Peter Mrhar 「Cyanotype Historical and Alternative Photography」 2013

タンニン酸 Wikipediahttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%8B%E3%83%B3

富士化学工業 タンニン酸
http://www.fujichem.co.jp/catalog/tannic_acid.pdf

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2015年2月22日日曜日

Print-040 サイアノタイププリントの色を変えてみよう(1)

一般的にサイアノタイププリントはきれいな青色もしくは紺青色に仕上がるわけですが、ちょっと手を加えるだけでその色味を変えることができます。ここではその方法のひとつである調色(トーニング)について述べていきます。

古い教科書には薬品を使った手法が書かれているのですが、入手性やコスト、安全性などに問題がある場合が多く、家庭で簡単に試してみるにはハードルが高いように思います。しかし、2000年代以降の本には我々が日常生活で使っているものを使った調色が紹介されています。特にMrharさんの本には多数の手法が紹介されているますので、これを参考にしながら実験的に紹介していこうと思います。

調色を行うにあたり大切なものはどれで調色を行うかです。基本的にはタンニン酸(シュウ酸で調色している事例もある)との化学変化を利用するわけですが、我々の身近(我が家)にあるものでタンニン酸が含まれているモノとMrharさんの本に紹介されていたモノを集めてみました。

①水道水(リファレンスとして)

②緑茶
商品が特定できませんでしたので写真なし。普通の安価な緑茶(たぶん煎茶)でした。

③番茶


④紅茶


⑤コーヒー


⑥赤ワイン


⑦オレンジジュース



⑧すし酢


⑨柿渋石鹸(を溶かした水)


⑩ウィスキーオークチップ(の煮汁)



⑪ホワイトオークチップ(の煮汁)



今回使った紙はホワイトワトソン紙190g(葉書サイズ)です。



次回以降に実験の結果を書いていきます。
他にも効果があるアイテムご存じの方いらっしゃいましたら、ご教授いただければ幸いです。
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参考文献
荒井宏子「手作り写真への手引き」写真工業出版社 1994
Malin Fabbli and Gary Fabbli 「Blueprint to cyanotypes」 alternativephotography.com 2006
Peter Mrhar 「Cyanotype Historical and Alternative Photography」 2013

タンニン酸
Wikipedia:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%8B%E3%83%B3

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2015年1月2日金曜日

Print-039 サイアノタイププリントの個性とは?

油断してたらあっという間に4か月経ってしまいました。気ままにやっていますが、コツコツアップデートは必要ですね。小さく反省しています。

さて、Print-005で写真の個性について書きました。フィルムカメラの時代には撮影時だけでなくプリント時にも作家の意志が入り込む工程がありました。しかし、現在はデジタルカメラの性能が飛躍的に向上し、何も考えなくてもカメラがきちんと写真を撮ってしまいます。もちろんカメラを使いこなすことにより、作家の意志を写真に反映させ個性を出すことはできますが、誰でもある一定以上のクオリティの写真が撮れることが保証されているわけで、これは作家の意志よりもカメラの性能が支配的と言うことになります。

サイアノタイププリントは写真技法のひとつではありますが、広義には写真の個性の一つだと考えています。しかし、多くの人がサイアノタイププリントを始めてしまうと青写真は全く目立たない存在となってしまいます。ソフトウェアでもサイアノ調にクリック一つですることが可能です。そこで、サイアノタイププリントという狭いのカテゴリーの中で個性を出していくにはどのようにしていけばいいのでしょうか?久しぶりなので今までのまとめを兼ねて徒然なるままに書いてみます。

①感光液の作り方
 Print-016ではクエン酸鉄(Ⅲ)アンモニウムと赤血塩の2つの薬品を使った感光液を紹介していますが、塩化鉄、クエン酸、アンモニアの3つからクエン酸鉄(Ⅲ)アンモニウムと同じ役割をさせることも可能ですし、赤血塩の代わりに黄血塩を使うと、ポジフィルムを使って感光させることができます。また、クエン酸鉄(Ⅲ)アンモニウムと赤血塩の調合割合を変えてみると露光時間が変わってきます。ただし、2倍違っても大幅な効果は見られませんし、薬品ももったいないので、増減は1割くらいの間にとどめておきましょう。

②感光紙の選び方
 Print-012でいくつかの紙を紹介しました。まずは手元にある紙で試してみるのが一番簡単でいいのですが、次のステップのためには色々な種類の紙を試してみるとよいでしょう。紙が違えば露光時間と水洗時間が変わってきます。経験的に表面に何かが塗布されている紙はサイアノタイププリントには向いていないような気がします。が、これも好みの問題。必然性があればそれは個性ある作品になりうるのです。もちろん扱いやすさ、入手のしやすさも大切な条件のひとつです。中には自分て育てた雁皮で作った和紙にプリントしている作家さんもいらっしゃいます。ここまでくると、作品に対する個性が十分に伝わりますね。
 また、紙にこだわらず、布や木を使うことも可能です。ただし、紙とは条件が異なる可能性がありますので、使う場合はまずテストプリントをして条件出しすることをお勧めします。

③感光紙の作り方
 ここでは雁皮から和紙を作るといった物理的な紙の作り方ではなく、用意された紙に感光液を塗って感光紙を作るという部分にフォーカスします。Print-017Print-027でも触れていますが、感光液をどのように塗るかで見え方が大きく異なってきます。サイアノタイププリントはせっかくの手作り写真ですので、感光液の塗り方で個性を出せるといってもいいくらい大切な工程と言えるでしょう。筆もかたい毛のモノ、柔らかい毛のモノ、スポンジなどの美術用品が一般的かもしれませんが、必ずしも美術用のモノを使わなくてはいけないわけではなく、建築や工事用具のモノはどこのホームセンターでも安価で購入可能、かつさまざまな選択肢があります。私はニス塗布用のかための刷毛が好きでよく使っています。自分だけの刷毛目や道具は個性を出せると思います。

④ネガの作り方
 Print-008では誰でも簡単にできるようデジカメで撮影した写真をサイアノタイププリントのネガとして使用する事例を紹介していますが、ネガフィルムを使用しても構わないわけです。ただし、かつては一般的だった35mmフィルムでは像が小さすぎるので、大判カメラ(8x10など)のフィルムを使うこともできます。ただし、現在のデジカメ撮影に慣れてしまった場合、大判カメラを使いこなすまでには、多くの知識とスキルを身に着ける必要があります。
 フィルムカメラはネガになってしまったらどうにも変更することはできませんが、デジタルネガならば、画像加工ソフトウェア(Photoshop, Paintshopなど。簡易的にはWindows付属のPaintなどもある程度は加工可)を使ってダイナミックレンジ(ラチチュード)、ガンマ特性を自由に変更することが可能です。これは、よりサイアノタイププリントに適したデジタルネガを作ることが可能となるわけです。さらには、使用している感光液や紙の特性にあわせたネガが作れるわけです。

⑤調色をする
 サイアノタイププリントは名前の通り紺青色になるわけですが、ちょっとだけ手を加えると違う色合いにすることができます。これをPrint-026でも紹介している調色(toning)といいます。水洗中もしくは水洗後にいくつかの工程を加えることにより、青を黒、セピア、茶など異なる色に変えることができます。調色のポイントはタンニン酸を使うことです。タンニン酸はいわゆる渋味成分でお茶やワイン、柿などにも含まれていますので、作業の手間やコスト、入手容易性も考慮し調色に使う材料を選定します。調色の具体例は本ブログでも取り上げようとしていますので、気長にお待ちください。督促大歓迎です。

⑥額装をする
 フィルムカメラ(で撮影された写真)とデジタルカメラ(で撮影された写真)の大きな違いの一つとして、写真をプリントする必要があるかどうかがあげられます。フィルムカメラは写真を観賞するために必ずプリントしなければならないのに対し、デジタルカメラは必ずしもプリントすることを前提として撮影されていないということです。もちろん、デジタルカメラでも展示用の作品を撮影されている作家さんもいらっしゃるわけですが、多くの方はSNSにアップロードしたり、プレゼンの資料に使ったり、デジタルフォトフレームやパソコン上で鑑賞したりして楽しむことが主目的としていると思われます。そこで、まずは安価なフレーム(100円ショップでも購入可)で額装し、作品を自宅に飾ってみて雰囲気を楽しみ、ゆくゆくは展示会に出展するために、マットを使って美術館に展示されているような額装をしてみてはいかがでしょうか?額装の仕方で作品の見え方が大きく変わってきます。ここにアーカイバル性の高いサイアノタイププリントに個性を高めることができます。

⑦被写体
 これはサイアノタイププリントだけではなく、全ての写真にいえることですが、作品を作るためには被写体を理解する必要があります。写真を通じて自分のテーマや主義主張を訴えたい場合はなおさらです。フレームの中に入っている全てに必然性が求められるといっても過言ではありません。例えば旅行中に撮影した街並みの写真を撮ったとしましょう。もちろん一枚ものとしてきれいな写真もたくさんありますが、テーマにそぐわない被写体が含まれている場合がありますし、春夏秋冬朝昼晩を通じてこの写真が自分の作品にとってベストなのかを考えながら撮影する必要があります。こちらも例えばですが、富士山の写真を撮られている多くの方は何がベストなのかを考えて撮影されているような気がします。もちろん撮影者のテーマによって何がベストなのかは変わります。自分で考えることが大切なのです。


ちょっと難しかったでしょうか?
次こそは調色の具体例に取り掛かりたいと思います。


参考文献
荒井宏子「手作り写真への手引き」写真工業出版社 1994
Malin Fabbli and Gary Fabbli 「Blueprint to cyanotypes」 alternativephotography.com 2006
Peter Mrhar 「Cyanotype Historical and Alternative Photography」 2013


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