2013年11月1日金曜日

Print-010 作品の質を上げるためのデジタルネガ技術(2)

前回の続きです。

③ふちなし
 デジタルネガを印刷するときにふち(余白)はないほうがいいと思います。ふちなし印刷ができるプリンタなら印刷時の設定だけでOKですが、できない場合はカッターナイフで丁寧に切り落としましょう。ふちがないほうがいい理由は、感光紙を作るときに紹介します。

④完全乾燥
 デジタルネガを作成するときにインクジェットプリンタを使います。印刷直後のデジタルネガはインクが完全に乾燥していない可能性が高いです。その状態で作業を始めてしまうと、デジタルネガの印刷面がいろんなところに触れてしまい、せっかくのデジタルネガのインクがにじんだり汚れたりしてしまい、使い物にならなくなってしまいます。気温や湿度、デジタルネガフィルムによっても乾燥時間は変わってきますが、可能であればほこりのない部屋で丸一日は乾燥させるようにしましょう。



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2 件のコメント:

  1. 左右反転のアイディアは「なるほど!」です(*^_^*)
    デジタルネガシートのネガ作り、なかなかうまくいかないので、参考にしてみます。
    プリントができた後に「ねむいなあ・・」などと失敗し、作り直していました。データがあればやり直しできるのもデジタルの魅力かもしれませんね。

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    1. akikoさん、こんにちは。
      ねむいのはコントラスト低いかぼけているかのどちらかでしょうか。
      テストネガを使うとコントラスト低いのを適切にする方法が見つけられます。
      また、左右反転したネガを作るとぼけがちょっとだけ改善されますよ。

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